みなさんこんにちは。
介護ワーカー編集部です。
本日は専業主婦で子育てが落ち着き、放課後等デイサービスで働き始めたYさんのエピソードのご紹介です。
最後までご覧ください。
介護職の転職エピソード
Yさん:45歳/女性:はじめての転職
前職:専業主婦のためなし
現職:児童発達支援・放課後等デイサービス/支援員 介護職の転職エピソード/Yさんの場合
このたびは転職おめでとうございます。Yさんは専業主婦をされていてはじめて働かれるとのことですが、不安なことなどあったりしましたか? もう不安だらけでした。大学を卒業してすぐ専業主婦として家庭に入ったので社会経験もなく働くこと自体がはじめてだったので…。 ひとつずつお話を聞かせていただけたらなと思います。よろしくお願いします。 子育てがひと段落し、就職を意識してみたはいいけれど…
まず、今回働こうと思われたきっかけを聞かせていただいてもよろしいでしょうか。
はい。私は大学を出てすぐに結婚してからこれまで子育てに奮闘してきました。専業主婦として家のこと、子育てのことだけを考えてきましたが息子も中学生になり自由な時間ができましたので、パートに出てみたいなと思った次第です。 なるほど…とても勇気が必要だったのではないかなと思います。 そうですね…働くにあたって、まず社会経験のない主婦を雇ってくれるところがあるのかと不安でした。インターネットとかで求人を見てみたりしてもなかなか応募までに一歩が踏み出せなくて…。そんなとき、たまたま介護ワーカーさんの広告を見て一度相談してみようかな…思ったんです。 そういう経緯だったんですね。どうもありがとうございます。 こちらこそです。そのときに専業主婦で未経験なんですけど大丈夫でしょうかと尋ねたら、未経験の方でもたくさん就職されていますよとおっしゃってくださいました。主婦は立派な仕事ですとも。 あはは(笑)それでもまだそのときに不安は解消できていませんでした。やっぱり実際に働いてみないとわからないことがあるだろうなと思っていましたので。 実際にどのように不安を解消されて行かれたのかお伺いしてもよろしいでしょうか。 就職先になにを求める?私にはなにができる?とにかく整理してみた結果…
そうですね。まずは自分に何ができるのか、そのうえで自分が勤務先に求めることと、勤務先から求めれることは何なのかを整理しました。できることと求められることが乖離しているとやっぱりそれは両者にとってよくないなと思っていたので。 ご自身について客観性のある分析をされておられたんですね。 実は以前、息子が小学校にあがったときにも一度パートに出ようと思ったことがありまして、そのときにヘルパー2級の資格を取得しました(※現・初任者研修)当時はヘルパー=高齢者の介護というイメージしかなかったのですが、放課後等デイサービスというサービスがあることを知り、子育て経験を生かせるのではないかと思ったんです。 たしかにヘルパーの資格=高齢者の介護をイメージしがちというか、イメージがしやすいですよね。実際は高齢者の現場だけでなく、障がい児や障がい者、病院など資格を活かすことのできる場所はたくさんあります。
そういうところがあることをまったく知らなかったです。ひとりで考えるよりも詳しい方にアドバイスを頂くほうが物事がスムーズに進むなぁと改めて思いました。 たしかに餅は餅屋という言葉があるくらいなので、介護の仕事に関することであればいつでもご相談いただけたらなと思います。 働くにあたってはそのほかにも、たとえば「平日の夕方までの勤務であること(土日祝は休み)」「未経験でも挑戦できる人間関係の良い職場」といった細かい条件を決めていたのですがそういったこともすべてお話ししたところ現在の勤務先である放課後等デイサービスを紹介していただきました。 なるほど。さきほどおっしゃっていた両者のニーズが一番マッチしたのが勤められている放課後等デイサービスだったと。 はい。おかげさまですべて希望通りの条件で働くことができています。 放課後デイサービスで家庭の次に安らぐ場所を作りたい。それが私の目標
実際に働き始めてみて、思っていたことと違うなとか、あれ?ちょっとなんか違うぞ…?と思うようなことはありましたか? そうですね。最初はやはり大丈夫かな?やっていけるかな?という気持ちもありましたが、みなさん親切ですし、勉強会や研修なども豊富で、特に困っていることはありません。わからないことはすぐになんでも相談できる環境があるので働きやすいです。 それはよかったです。安心しました。ワークライフバランスはいかがでしょう。 仕事と家庭との両立ができています。自宅から職場まで自転車で15分もかからないですし、働きに出る前と今では充実感が違います。 精神的に充実することって簡単なことではないので、なおさら良かったです。今後の目標や希望のようなものがあれば聞かせていただけると嬉しいです。
そうですね…放課後等デイサービスは子どもたちにとって第2のおうちのような居場所だと思うんですけど、家庭の次に安らぐ場所を作りたいなと思っています。個人的には障がいを抱えている子どもたちにとって適切なケアが提供できるように専門的な知識や技術を身に着けていきたいなと思っています。 第2のおうちという表現が素敵ですね。安らぐ場所はいくつあっても良いですもんね。本日は素敵なお話を聞かせてくださってありがとうございました。 こちらこそありがとうございました。社会経験のない専業主婦でも働けるんだぞということが伝われば嬉しいです。 【編集部からの一言】今回お話を聞かせてくださったYさんは社会経験がないことを不安に思っていらっしゃったようですが、私は主婦は立派な仕事だと思っています。業務効率を考えないと1日の家事が終わらないので主婦は職歴に書いても良いんじゃないかと思うんですよね。かくいう私もお母さんには頭が上がりません。久しぶりに実家に帰ろうかなという気持ちになりました。Yさん、これからも充実したワークライフバランスを継続できることを編集部一同願っております。※掲載情報は公開日あるいは2020年06月13日時点のものです。制度・法の改定や改正などにより最新のものでない可能性があります。